パーツの選び方「CPU編2」CPUの動作クロックを解説

 こんにちは。

この記事ではグラフィック内蔵CPUの性能を比較し、

購入を決定した経緯を記載しています。


前回の記事で候補に挙がったCPUを

価格が安い順に並べました(検索は2023/10/12)

・Celeron G6900 9,080円

Pentium G7400 13,080円

AMD Ryzen3 4300G 13,979円

AMD Ryzen5 5600G 15,980円

Intel corei3 13100     22,340円

Intel corei5 12400     24,980円


これだとG6900一択なのですが、

別の観点から並び替えてみます。


CPUの性能比較

・Celeron G6900   9,080円

動作クロック:3.4GHz

コア数:2

スレッド数:2


Pentium G7400  13,080円

動作クロック:3.7GHz

コア数:2

スレッド数:4


Intel corei3 13100  22,340円

動作クロック:3.4GHz

コア数:4

スレッド数:8


・Intel corei5 12400  24,980円

動作クロック:2.5GHz

コア数:6

スレッド数:12


AMD Ryzen3 4300G  13,979円

動作クロック:3.8GHz

コア数:4

スレッド数:8


AMD Ryzen5 5600G  15,980円

動作クロック:3.5GHz

コア数:6

スレッド数:12


まずは動作クロックとは何かから確認していきます。


CPUの動作クロックとは?

CPUが1秒間に動作する回数を示しています。

例えば、Ryzen5 5600Gは動作クロックが3.5GHzです。

K=1000

M=100万

G=10億

つまり、3.5GHzだと、1秒間に35億回の動作をすることができる。


例えば僕が水を飲む処理を行うとして。

コップを持つのに1秒、

口元に運ぶのに1秒、

水を口に含むのに1秒、

飲み込むのに1秒

上記の4つの命令をこなすのに4秒かかります。


動作クロックが1Hzの場合、

僕と同様に4秒かかりますが、

4HzのCPUを用意した場合、これを1秒でやってしまいます。


3.5GHzのCPUは1秒で35億の命令を処理しますので

1回の命令はを処理する時間は、

1 / 3,500,000,000 = 2.85...e-10

つまり、0.000000000285秒に一回の命令を出すので、

水を飲む4つの命令を0.00000000114秒で終わらせてしまうのです。


まぁ、物理的にはこんな速度で動作できるアームとかないので

コンピューターに水を飲ませるのは無理でしょうけど、

仮想空間上の計算はとてつもなく速い。


しかもこれ見て「はい、私はもっと速く水を飲めます」って思ったそこのあなた!

人間は速くこなそうとすると、動作の正確が落ちます。


しかしCPUの処理は正確。恐ろしいな。


結論

ちなみに僕が使ってた低スペックノートパソコンのCPUは・・・

2.16GHz、、もう8年前のCPUだけど十分な計算能力がありそう。

動作クロックだけだと、こっちでもええやんってなりますね。


でもYoutubeも割と読み込みに手間取ったりするんだけど・・・

この謎はまた別途解説するとして、

今回購入の候補に挙げたCPUは、2.5GHz~3.8GHzです。


つまり1秒あたり、25億も38億の命令も

僕のパソコンの使用用途の計算処理からしたら十分じゃね?というのが結論です。


科学技術の宇宙の始まりから物理法則で太陽系を計算とかやらない限り、

最近のCPUを選択する時点で問題ないでしょう。


長くなったので、次はコアとスレッドについて解説します。

ありがとうございました。


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